「副業」をしたいと考えている人のために、おすすめの副業を解説&ランキング付けしていく。
副業の評価基準として
- 「始めやすさ」 ……やり始めるハードルが低いか?
- 「稼ぎやすさ」 ……収益が出やすいか?
- 「楽しみやすさ」……楽しみながらやりやすいか?
- 「発展しやすさ」……ステップアップしやすいか?
を、5段階評価で☆をつけている。
また、副業を紹介のあとには、それぞれの視点からの「おすすめ副業ランキング」を発表している。
副業を選ぶときの参考にしてほしい。
目次
ライティング
始めやすさ :☆☆☆☆
稼ぎやすさ :☆☆
楽しみやすさ:☆☆☆
発展しやすさ:☆☆☆
必要なスキル:文章力、リサーチ力
「文章を書く仕事(ライティング)」の案件は、今もそれなりに多い。
「クラウディア」のようなクラウドソーシングのサイトには、ライティングの依頼が常にあるし、「ココナラ」のようなスキルマーケットでも、依頼を探したり、自ら「○○の記事を○○円で書きます」という提案をすることができる。
依頼の多いライティングの内容は、
- 意見を書く
- 感想を書く
- 体験を書く
- 調べた結果を書く
などが多い。
商品のレビューや、リサーチが必要な記事は、単価が高い傾向にある。
また、クラウドソーシングなどによって投げられる案件は、WEBメディアのためのものが多く、「SEOに強い文章や、アフィリエイトの案件を獲得しやすい文章」をアピールできると、単価が高くなりやすい。
「始めやすさ」で言えば、ライティングはかなり始めやすい副業と言える。
文章さえ書ければ、スマホでも案件を受けられるし、場所や時間を選ばない。まったくの初心者が受けやすい案件も多い。
しかしそれゆえに、参入者が多いので供給過多で単価が低くなりやすい。
ちゃんとした文章を書くことは簡単ではないが、それでもプログラミングやデザインなどと比べて技術的な参入障壁が低いので、ライティングできる人材は供給過多になりやすいのだ。
始めるハードルが低く、実力によってキャリアアップが可能であり、ブログ・個人メディアという形での独立ルートもある。ライティングで鍛えた文章力、リサーチ力は、他の仕事にも応用が効きやすい。その意味で、「始めやすさ」と「発展しやすさ」のバランスがとれた副業と言えるだろう。
ただ、単価はかなり低めなので、かなり「書ける人」でなければ、最低賃金以上の時給を稼ぐのは難しい。
「文章を書き続けるのが苦にならない人」「文章執筆を趣味として楽しめる人」に向いている副業だろう。
プログラミング
始めやすさ :☆
稼ぎやすさ :☆☆☆☆☆
楽しみやすさ:☆☆
発展しやすさ:☆☆☆☆☆
必要なスキル:プログラミングスキル
クラウドソーシングなどの依頼を見ても、プログラミング関連の案件は、突出して単価が高い。
プログラミングの技術が必要な仕事は、需要があり、なおかつ供給が足りていないからだ。
ネット上でクラウドソーシングの案件を他と比べてみるだけでも、プログラミングスクールが流行る理由がよくわかる。
会社員が副業としてプログラミングをする場合、もし技術力さえあれば、他の副業と比べて、圧倒的にお金を稼ぎやすいだろう。
クラウドソーシングなどで受注できる案件には
- WEB制作
- システム開発
- ツール作成
- 既存のアプリなどの補修、機能追加
などがある。
比較的簡単なものでは、WordPressのカスタマイズ、HTML、CSSの編集、PHPやRailsによるアプリケーションの機能追加など、初心者でも始めやすい案件は多い。
だが、プログラミング系の案件は、「依頼を見て仕事に応募」したあと、「他の応募者と比較され、自分が選ばれる」必要がある場合が多い。
クラウドソーシングと言えども(あるいはクラウドソーシングだからこそ)、発注者から信頼される必要があり、まったくの初心者は発注者から選ばれにくい。
もっとも、誠実な対応を心がけていれば、経験は積んでいけるし、こなせる案件の単価も高くなっていく。スキルさえあれば、プログラミングが副業として割の良い仕事であることは、議論の余地はないだろう。
もともとプログラミングの職務経験がある人は、プログラミングの仕事をしている人であれば、かなり稼ぎやすい。
ただ、まったくの初心者が、最初から副業でプログラミングスキルを身に着けていこうとするのは、かなりハードルが高い。
普通に副業できるレベルのプログラミングスキルは、プログラミングスクールなどに通っても1ヶ月や2ヶ月で身につくようなものではない。
「本業は別の仕事をしているが、副業で稼ぎながらプログラミングを身につける」というのは、よっぽど適性のある人でない限りはまず無理だ。
プログラミングができる人は、副業でやっても稼ぎやすいが、その前提となるプログラミングスキルを身につけるのは簡単ではない。
動画編集
始めやすさ :☆☆☆
稼ぎやすさ :☆☆☆☆
楽しみやすさ:☆☆
発展しやすさ:☆☆☆☆
必要なスキル:編集スキル、信用
YouTubeの盛り上がりと共に、動画編集の需要が増えた。
これからも、より多くの人が動画投稿を前提に活動するようになるだろうし、動画編集はどうしても一定以上の手間が必要な作業なので、編集の需要は安定してある。
動画編集に確実な需要があることはわかっているので、新規参入者も多いが、それを加味しても、動画編集は将来性のある副業と言えるだろう。
それほど楽に儲かるわけではないが、需要が一気に減ることもないので、編集スキルを身につければ、長期的に安定して稼げる可能性が高い。
動画編集を一定の水準でやるなら、編集作業を快適にこなせるスペックのパソコンと、「adobe premiere」「Filmora」「VideoStudio」などの編集ソフトの有料版は、ほぼ必須と言えるだろう。
編集作業は、編集ソフトの操作などを覚えなければならないが、「プログラミング」ほどの技術障壁はない。最低限、標準的な編集とテロップ(字幕)の表示くらい程度でも、副業を始められるので、「お金をもらえる編集技術」までのハードルはわりと低い。
副業の範囲内でも、動画編集のスキルを身に着けてお金を稼ぐのは、現実的と言えるだろう。
もっとも、動画編集スキルは天井が高く、エフェクトや色調の高度な使い方や、DAW(音楽編集ソフト)などを併用した音声処理など、高い技術を身につければより有利になる。
動画編集のためのスキルの身につけ方だが、料理なり旅行なりなんでもいいから、自分で動画をとって、それを編集したものをYouTubeにアップロードすれば、それがポートフォリオになる。副業で案件をとってくるのであれば、自分でYouTubeに動画を上げているのが手っ取り早い。
また、動画編集において良い仕事を得られるかは、「信用」が特に大事だ。
編集の依頼をする側からすれば、「決まった時間までに確実に返してくれる」というのが重要なので、そこに対する信用さえあれば、副業として十分に割の良い仕事を頼まれやすくなる。
クラウドソーシングなどでも、着実に案件をこなしていれば、信用は積み重なっていくだろう。
動画編集は、労働集約的な地味な作業が主体ではあるが、やればやったぶんだけ成果が返ってきやすいものでもある。
スポットバイト(日雇いバイト)
始めやすさ :☆☆☆☆
稼ぎやすさ :☆☆☆☆☆
楽しみやすさ:☆☆
発展しやすさ:☆
必要なスキル:時間をちゃんと守る
「スポットバイト」は、1日から長くて数日程度の「履歴書・面接不要のバイト」のことで、いわゆる「日雇い」だ。
就業規則で「兼業」が禁止されている会社の社員からすると、雇用契約を結ぶような働き方は難しいが、日雇いのスポットバイトならば問題になりにくい。
日銭を稼ぎたい人のみならず、暇な日に働きたい社会人にも、スポットバイトは向いている。
近年は、日雇いのバイトも合理化していて、「シェアフル」などの予定をすり合わせるアプリがある。
この手のアプリには、勤怠が評価される仕組みがあり、ちゃんと時間通りに来て仕事をこなすと次の仕事が獲得しやすくなる。逆に、ドタキャンやバックレが多いと、次は仕事がやりにくくなる。
スポットバイトの内容は
- 軽作業
- 清掃
- データ入力
- 販売
などが多い。
特別なスキルを必要としないものが多いが、販売や事務の経験があると、優先的に採用されやすくなるかもしれない。
スポットバイトは、気軽で便利なのだが、自分の予定が空いている時間に常に仕事があるとも限らないので、「この日は暇だから仕事を入れよう」みたいなことが必ずしもできるわけではない。
良くも悪くも、どこかの企業で作業労働が発生したときに駆けつける「日雇い」の仕事だ。
会社員にとっては、単純作業であっても、1日単位でいろんな仕事を経験できるというのは、わりと楽しいものだ。他の職場の実態がわかるし、意外と出会いがあったりもする。
ただ、スポットバイトで受けられるのは、人手だけが必要な、代替可能で継続性のない仕事がほとんどだ。
「発展性」は無いが、それゆえに、時間を切り売りしたぶんのお金は確実にもらえるし、稼ぎやすい。
手っ取り早く、わかりやすく稼ぎたい人にとっては、有力な副業の候補になるだろう。
モニター
始めやすさ :☆☆
稼ぎやすさ :☆☆
楽しみやすさ:☆☆☆
発展しやすさ:☆☆
必要なスキル:健康な身体、レビュー力
「モニター」は、「副業らしい副業」の代表格で、会社員や主婦でやっている人は意外と多い。
「モニタリング」とは、「状態を把握するために、観測や測定を行うこと。製品・サービスについての感想や評価を調べること(国語辞典)」を言う。
企業から頼まれ、製品を使ってレビューしてみる仕事を「モニター」と言う。
企業側は、商品の宣伝のためのデータ(口実)が欲しいとき、一般の消費者に「モニター」をやってもらいたいという需要はけっこうある。
何らかの商品を無料で提供され、それを体験してレポートを出すだけでお金がもらえるのだから、副業としてはけっこうお得感が強い。
モニターする商品としては、飲食や生活雑貨系は単価が低いが、サプリメント、化粧品、医療系は単価が高くなりやすい。
なお、いわゆる「治験(開発中の医療品の治療試験)」が「モニター」と呼ばれる場合もある。「治験」は、割の良いバイトではあるが、本格的なものになると、食や住居を制約されたうえで経過観察を受ける必要があり、会社員にとっては難しいだろう。
サプリメントや化粧品など、会社勤めをしながらでもやりやすい商品はたくさんあるし、そのような商品のモニターは、副業としても楽な部類だ。
モニターは、おいしい副業かもしれないが、そのような「楽で割の良いモニターの仕事」は受けたい人が殺到するので、「良い条件のモニターの募集を探して、当選する」ことが難しい。
有利な案件を探すための労力を考えると、それほどおいしい副業とは言えないかもしれない。
転売
始めやすさ :☆☆☆☆
稼ぎやすさ :☆☆
楽しみやすさ:☆☆
発展しやすさ:☆☆☆☆
必要なスキル:リサーチ力、ビジネスセンス
「転売」も、副業としてはメジャーなものだろう。「せどり」という言葉も同じ意味でよく使われる。
転売は、スキマ時間でやりやすく、稼げる人なら稼ぎやすい。
転売の基本的なやり方はシンプルで、「安く買って、高く売る」ことだ。
Amazon、Yahoo、楽天、メルカリ、ラクマ、中古ショップ、リサイクルショップなど、「買う場所、売る場所」はどこでもいいので、とにかく「安く買って、高く売る」ができれば、転売で稼ぐことができる。
転売で稼ぎやすいかどうかは、その人の目の付け所、ビジネスセンスによる。
「安く買って、高く売る」は、ビジネスの基本なので、上手に転売できるセンスは、様々なところで応用が可能だ。その意味では、「発展しやすさ」があるとも言えるし、サラリーマンに人気の副業である理由もわかる。
しかし、最近の日本では、「転売」のイメージはすこぶる悪い。
転売において稼ぎやすいやり方に、「数が限られた人気商品や限定品を買い占めて高く売る」というのがある。これは犯罪ではないももの、道義に反する行為と思われやすく、「転売ヤー」と呼ばれ、大衆からひどく嫌われている。
「安く買って、高く売る」というのは、市場においては正当なふるまいであり、「転売」それ自体は悪ではない。しかし、一部の「買い占めて値段を釣り上げる」輩が目立つので、転売のイメージはあまり良くはない。
今の日本では、「転売で儲けてます」と言うと、印象が悪くなる場合が多いかもしれない。
転売は、副業としてはメジャーな印象が強いが、やればやったぶんだけ稼げるような仕事でもない。
ネットショップやフリマアプリの普及によってやりやすくなってはいるが、在庫を抱えるリスクや、梱包などの手間や、輸送料なども考える必要があるだろう。
「商品の値段を常にチェックするのが好き」「商品の売れ行きなどを予測するのが好き」な人には向いているが、そのようなことを面倒だと思う人にはあまり向いていないし、無理してやるほど割の良い副業ではない。
ブログ・メディア運営
始めやすさ :☆☆☆☆☆
稼ぎやすさ :☆
楽しみやすさ:☆☆☆☆☆
発展しやすさ:☆☆☆☆☆
必要なスキル:企画力、文章力、デザインスキル、WEB関連のスキル
ブログ・個人メディアの運営は、もっともロマンのある「副業」と言えるかもしれない。
まずブログは、開設のハードルが低い。
無料のブログサービスは誰もがブログ開設できるように作られているので、パソコンの操作やWEB関連のことが苦手でも簡単に始めることができる。
文章力はあったほうが望ましいが、必須ではなく、写真やイラストやマンガ主体のブログもあり、やり方は幅広い。
ブログは、多くの人が趣味で始めるものだが、PV数(ページビュー数)を集める人気ブログになれば、収益を得られる可能性が出てくる。
趣味の延長が、多くの注目・収益・人脈に発展する可能性を秘めているという点で、ブログには夢がある。
自己表現・創作が金に繋がるという意味では「クリエイティブ職」であり、成果物が自分自身の資産になるので「事業性・資産性」がある。
- 趣味の延長で収益が入る
- 自己表現のチャンス
- 注目されて思わぬ人脈ができる
- 資産収入の可能性
などなど、ブログの持つ魅力は非常に大きい。
だが現在、
個人が趣味の延長でやっているブログやメディアが、大きく稼げるというようなことは、まずない。
一昔前の環境であれば、趣味的なブログが収益に繋がることもあったかもしれないが、現在の超レッドオーシャンの環境では、初心者が入り込む余地はほぼない。
今は、個人メディアよりも企業メディアの時代になっていて、かつては個人が適当にやっていたようなことに、企業が全力で資本と労力をつぎ込んでいる。
たしかに現在も、ブログは、収益化までのハードル自体は低い。「Google AdSense」や「Amazonアソシエイト」に登録すれば、特に収益のことを意識せずとも、自分の好きなことを書くだけで微量の収益が入ってくる。
たとえ、1日あたり数円、数十円あたりの収益(Google AdSenseのリアルな数字)であったとしても、自分の表現が金になっているというだけで嬉しいものかもしれない。
しかし、収益目的でブログやメディアを始めて、かけた時間に対する収益が、最低賃金を上回るのは、100人に1人もいないだろう。
ブログで稼ぐのが難しいにもかかわらず「ブログで稼げる」という情報を目にしやすいのは、「ブログで稼げるという内容をブログで発信すること」が「ブログで稼ぎやすい方法」だがらだ。
「稼げることを主張することで注目を集めたり商品を売ったりして、結果として稼げる」というネズミ講のような状況になっているので、「ブログで稼げる」は絶対に信用しないほうがいいし、関連する商材やnoteなども買うべきではないだろう。
ブログや個人メディアは、「あわよくば収益を期待した趣味」としてはおすすめだが、「稼ぐため」にやるのはおすすめできない。
動画投稿(YouTube)
始めやすさ :☆☆
稼ぎやすさ :☆
楽しみやすさ:☆☆☆☆
発展しやすさ:☆☆☆☆☆
必要なスキル:企画力、編集スキル
インターネットの通信量が少ない時代には、テキストと画像の「ブログ」が主流だったが、今は誰もがスマホでYouTube動画を視聴できるようになった。
一昔前は、動画を視聴されても、広告収入を得られる手段が整備されていなかったが、YouTubeという圧倒的なプラットフォームの普及・整備により、動画投稿での収益化が格段にやりやすくなった。
今や、芸能人をはじめ、あらゆる分野の人材が「動画」に参入するようになっていて、これからしばらくは「動画」の時代が続いていくだろう。
「YouTube」の普及には、「競走が激しくなる」という側面と、「動画視聴の習慣が万人に根付くようになる」という側面の2つがあり、今はそれらが同時進行している状態だ。
YouTubeの競走が激しいことは事実だが、チャンスも多く、ブログと比較すれば、まだYouTubeのほうが、新規参入の余地はずっとある。
食レポや書評など、ブログでやるようなコンテンツを、似たような内容で動画でやった場合、基本的には動画のほうが視聴されるチャンスがあると考えていいだろう。
YouTubeだからといって、いわゆる「ユーチューバー」と言われている人たちのように、顔出しでしゃべる必要はない。顔を出さない食レポや書評動画はたくさんあるし、一時期にユーチューバーが喧伝されていたような時代のイメージと違って、動画投稿は別に「顔出しで明るく話す」のが基本というわけではない。
顔を出したくない人でも、動画投稿には問題なく参入できる。
似たようなコンテンツでも、ブログでやるよりはYouTubeでやったほうが可能性があるのだが、「動画」は、思っている以上に作るのが大変だ。
編集作業に時間と手間がかかるので、定期的に動画を投稿するのは、かなり根性がいる。
ただ、上で「動画編集」の副業を紹介したが、自分でYouTubeで稼げなくとも、動画投稿の経験がれば、「動画編集」の副業を始めることはしやすい。
総合的に考えるなら、テキストやイラストで頑張るよりも、「動画」を身に着けたほうが、金にはなりやすいだろう。
SNS運営
始めやすさ :☆☆☆☆
稼ぎやすさ :☆
楽しみやすさ:☆☆☆☆
発展しやすさ:☆☆☆☆
必要なスキル:企画力、発信力
InstagramやTwitterなど、SNSを運営して数字を集めれば、それが収益に繋がる場合がある。
SNSで数字を持っている場合
- 企業から案件をもらう
- 自分のブログやYouTubeに誘導して広告収入を得る
- Amazonアソシエイトのリンクなどから収入を得る
などの方法で稼ぐことができる。
SNS自体はお金にはならないが、フォロワーが多ければ、それを収益化する方法はたくさんある。
収益を目的に考えるのであれば、SNS単体よりも、ブログやYouTubeなど、自分で広告がつけられるメディアと組み合わせることを最初から考えるべきかもしれない。
SNSは、カスタマイズや広告などの自由度が低く、そのプラットフォームを提供している企業に依存する度合いが大きい。
ただ、「個人」が「組織」に勝ちやすいが、SNSのメリットになる。
SNSは、大量にリソースを投下するという「組織力」が通用しにくいので、まだ個人が勝てるチャンスが大きいのだ。
近年は、ブログやYouTubeなどに取り組む個人プレイヤーも、SNSでの活動に力を入れるようになってきている。
SNSも、ブログやYouTubeと同様に、趣味として楽しみながらやって、大きく跳ねる可能性を秘めている、夢のあるジャンルだ。
ただ、自らの発信力・コンテンツ力で複数のフォロワーを獲得するのは、並大抵のことではない。「SNSで稼ぐ」ことのハードルの高さは、ブログと同程度くらいに考えたほうがいいだろう。
投資
始めやすさ :☆☆
稼ぎやすさ :☆☆
楽しみやすさ:☆☆
発展しやすさ:☆☆☆☆☆
必要なスキル:長期的な視点、勉強する姿勢
株式、FX、不動産投資などの「投資」も、サラリーマンの副業としてはメジャーなものに位置づけられる。
知ってのとおり、「投資」は、確実にお金になるものではない。
特に、短期的に稼ごうとする投資は、副業どころか、むしろマイナスになる場合が多い。
しかし投資は、長期的に稼ごうとする視点さえあれば、労力に対するパフォーマンスが高い副業になり得る。
投資によって稼ぎ出す収益は、労働収入ではなく、資産収入であるという点も重要だ。
「会社員としての労働収入」と「投資による不労所得」の両輪を意識するのは、資本主義社会における王道戦略と言えるだろう。
とはいえ、投資は、ある程度の元手を前提とするし、継続的に勉強し続ける姿勢が重要だ。
ちゃんとした投資ができる社会人は少ないが、だからこそ、戦略的な投資をできる人ほど有利になりやすい。
以上、「副業」を紹介&評価してきた。
以下では、各ランキングを発表する。
確実に稼ぎやすい副業ランキング
第1位:プログラミング
第2位:動画編集
第3位:スポットバイト
「スキルがある」という前提なら、プログラミングや動画編集は、手堅い需要があるので、場所や時間を問わず稼ぎやすい。
「スポットバイト」は、特にスキルがない人でも、時給換算で確実に給料を貰うことができる。
実力しだいで稼げる副業ランキング
第1位:投資
第2位:動画投稿(YouTube)
第3位:ブログ・メディア運営
「稼げる人は稼げる」という副業なら、このようなランキングになる。
一部のうまくいっている人はめちゃくちゃ稼げるが、稼げない人の場合は「副業」にすらならない。
スキマ時間にやりやすい副業ランキング
第1位:モニター
第2位:転売
第3位:投資
スキマ時間にやりやすい副業は、会社員と両立しやすい利点がある。
趣味として楽しみやすい副業ランキング
第1位:ブログ・メディア運営
第2位:動画投稿(YouTube)
第3位:SNS運営
いつかあるかもしれない大成功を期待しながら、ブログや動画をやるのは楽しい。
大人になるほど、純粋な娯楽を楽しめなくなりやすいが、「あわよくば収益を狙って頑張る」ほうが楽しめるということはよくある。
以上、「おすすめの副業って何?会社員がスキマ時間にできる仕事をランキングで評価」の記事の内容になる。
文章の感じから、「副業に否定的なのでは?」と感想を持った方もいるかもしれないが、事実、副業は基本的に割が良くない。
本気で稼ぎたいのであれば、本業を全力で頑張ったほうが効率がいい。「副業」は、何かしらの事情で本業に労力を割けない人・割きたくない人のための手段だ。
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